労災保険・通勤災害_交通事故

交通事故の労災保険申請専門の社会保険労務士法人愛知労務

むちうち

交通事故のむちうち症

むちうち症は、頭部に外力が加わり急激に振られたことによって、頭頸部症状を引き起こしているものです。むちうち症、頚椎捻挫、頚部捻挫などと呼ばれることがあります。

症状としては首の痛みや不快感が多く、その他の症状は、原因や外力の大きさ、元々の頚椎の状態などにより、人によって異なります。受傷直後に症状が出ていなくても、数時間してから、または翌朝になって現れることも多いようです。

上記の急性期症状とは別に、慢性症状として、首の痛みや頭痛、めまい、手足のしびれ、耳鳴り、吐き気など様々なものがあります。

むちうち症が疑われる場合、MRIなどの画像診断、ジャクソンテストやスパーリングテストなどの神経学的検査、徒手筋力検査などが行われます。

むちうち症と関連する傷病として、頚椎損傷、頚椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群などがありますが、これらは加齢や体質的素因によって発症する場合も多く、交通外傷との因果関係の立証が難しい場合もあります。

むちうち症状の場合

むちうち症状は、軽度のものからかなり重度なものまであり、自覚症状のみを中心とするものもあります。

自覚症状のみで他覚的所見がない場合でも、一定の症状があり、生活面に影響があるときは後遺障害が認められることがあります。

当事務所では、治療を6ヶ月以上継続して行い、症状固定後も痛みやしびれがある場合は、14級が認められると考えています。

ここで諦めるか審査請求をするかをよく考えてみてください。

むちうち症は他覚的所見に乏しく、痛みやしびれなどは自覚症状として表れるだけなので、損害賠償や後遺障害認定にあたって問題となることがあります。

このような場合、症状経過や医師の診断及び治療経過、MRIなどの画像、神経学的検査等の結果などが勘案されます。

また、主たる症状が自覚症状なので、妥当な治療期間についても問題になりがちです。一般的にはおおむね2~3ヶ月程度の期間が相当とされていますが、これはあくまでも目安であり、ある程度重篤なものについては6ヶ月以上の治療期間を要する場合も少なくありません。

むちうち症の後遺障害としては、14級9号「局部に神経症状を残すもの」、12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」のふたつがあります。

痛みやしびれといった異常所見と症状との間に整合性があれば、14級が認められるケースが多く、また、障害の存在が医学的に証明された場合には12級が認められることとなります。12級に該当するか否かは、整形外科で様々な検査をし、その結果を基に判断されます。

むちうち症で14級獲得の目安

交通事故でむちうち症(頚椎捻挫・腰椎捻挫)になった時、障害等級14級が認定されるためには次のような目安があります。

① 事故から症状固定までの期間が6か月以上あること

② 実通院日数が50日以上あり、接骨院よりも整形外科の治療日数が多いこと

③ 頚部又は上肢や手指に痛み、重い感じ、だるさ、痺れなどのどれかの症状があること

④ 腰部(臀部を含む)から足、足指にかけて痛み、重い感じ、だるさ、痺れなどいずれかの症状があること

⑤ 画像において異常所見がなくても、自覚症状が初診時から終診時まで連続してあること


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社会保険労務士宮本麻由美

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