36協定を守っていないので転職したい_まつろむ流転職の考え方

質問:36協定を守っていないので転職したいです

最近知ったのですが、現在勤める会社は36協定をしっかり守っていないようです。

36協定の特別条項について、残業時間が1ヶ月に45時間を超えることができる回数は年6回までという制限があるようなのですが、毎月65時間を超えている同僚がいます。

同僚は月の残業時間65時間超えが連続8か月となっており、私自身もすでに残業時間60時間超えが連続6か月となりました。

特に残業が多い月は、休日労働も含めて100時間を超えることがあります。

また、教育体制も十分とは言えず、従業員の定着率も悪くなっています。

有給休暇の消化も、年5日取ることができない従業員もいる状況です。

そろそろ転職の準備をしていった方がいいでしょうか?

回答:転職活動の準備をしながら、様子を見ましょう。

いくつかの労働基準法違反がある会社です。

36協定については、一番下に記載しました。

定着率が悪く、また教育体制もうまく機能していないため、現在いる従業員に業務のしわ寄せがいっているのだと思われます。

ここは転職活動の準備を進めながら、会社が教育体制を整えて、入社してくる従業員の定着が図られるか、6か月ほど様子を見てみましょう。

従業員の定着率が落ち着けば残業時間も減ってくると思われますが、定着率がますます悪くなるようであれば、どこかで見切りを付けるべきだと思います。

単月で100時間越えの残業は、36協定違反であり、赤信号です。

赤信号が灯れば、即転職を考えた方がいいでしょう。

まずはあなた自身のキャリアの棚卸しと自己分析からとりかかりましょう。

転職するしないに関わらず、あなたの歩んで来た道を確認する上でも、職務経歴書を一度作成してみることをお勧めします。

それらの書類が準備できましたら、応募先を探して履歴書や職務経歴書の送付をしていくことになります。

毎日残業続きですと、転職活動の時間を捻出するのもままならないかと思いますが、身体がしんどくなってきたら有給休暇を取ってリフレッシュを図ってください。

限界まで働いてしまった結果、適応障害になってしまう方が増えています。

ある日突然、朝起きたら体がだるく、会社に行く気力もなくなるという症状がでることがあります。

これは、うつ病や適応障害の一歩手前ですので、強制的に「休み」を取る必要があります。

あなたの心と体を守ることができるのはあなた自身です。

あなたが倒れても会社は助けてくれません。

☆36協定について(社会保険労務士 松井 宝史)

労働基準法の第36条に、労働時間と休日に関する原則が定められています。

それによると、1日8時間及び1週40時間を超えて労働させる場合や、休日労働をさせる場合には、会社は労働基準法第36条により36協定を締結して労働基準監督署に届け出る必要があります。

また、毎週少なくとも1回の休日が必要となっています。

これまで36協定で定める時間外労働については、厚生労働大臣の告示によって、上限の基準が定められていましたが、令和2年4月からは告示にとどまっていた時間外労働の上限が、罰則付きで労働基準法で規定されました。

36協定に違反した場合には、事業主に罰則(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)が科されるおそれがあります。

令和4年3月には、外資系コンサルティング会社のアクセンチュア株式会社が、東京労働局に労働基準法違反で書類送検されています。

一度、自分の会社の36協定を確認してみてください。

36協定の時間外労働の上限は、原則として月45時間・年360時間です。

臨時的な特別な事情がある時は、年6回までこれを超えることができます。

それを特別条項というのですが、下記のようになっています。
  1. 時間外労働が年720時間以内
  2. 時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満
  3. 時間外労働と休日労働の合計について、「2か月平均」「3か月平均」「4か月平均」「5か月平均」「6か月平均」が全て1月当たり80時間以内
  4. 時間外労働が月45時間を超えることができるのは、年6か月が限度

     

    特別条項の有無に関わらず、1年を通じて常に、時間外労働と休日労働の合計は、月100時間未満、2~6か月平均80時間以内にしなければなりません。

    働く個人個人の労働時間が、この基準を守れるかが大事です。

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