発達障害は、以下の3つに分類されますが、それぞれ合併していることも多いです。
①自閉スペクトラム症(ASD)
②注意欠如・多動症(ADHD)
③学習障害(LD)
対人関係がうまく結べません。
もともと他人への関心が薄い傾向にあります。
相手の気持ちや話のニュアンスを察するのがうまくなく、相手の表情や身振りから情報を得るのが下手です。
相手が言うことの真意をうまく読み取れません。
こだわりが強いです。
柔軟さに欠け、融通が利かず、自己流のルールに固執します。
相手に合わせることも苦手です。
あいまいな表現が分からない。
あいまいな表現で指示されると、どうしていいか分からなくなってしまいます。
注意欠如・多動症は、小中学校で目立ってきます。
うっかりミスや忘れ物が多く、気が散りやすくなっています。
部屋の中の片づけが苦手です。
いつも落ち着きを欠き、不注意で軽率で、何をやっても中途半端で気移りが目立ちます。
我慢が苦手で、そわそわして、時に衝動的に行動します。
学習障害は、知的に問題がないのに、読み書き、計算においてそれぞれ習得困難ないしは使用困難がみられます。
読字障害が一番多いとされています。
発達障害の人が、発達障害の傾向を抱えていると自覚したうえで、健常者として生活していくか、発達障害があるので周囲もそれを理解し配慮して欲しいと表明し、さまざまな援助を期待して生活していくかです。
発達障害と主治医の先生が診断書を書いてくれれば、精神障害者保健福祉手帳の発行も申請できることになります。
障害者総合支援法による就労支援を受けるという道も開けていきます。
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