別表2 心理的負荷を伴う具体的出来事
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2024.06.17
具体的業務と負荷の程度を評価する視点
別表2 心理的負荷を伴う具体的出来事
①事故や災害の体験
具体的出来事 |
負荷の頻度を評価する視点 |
1(重度の)病気やケガをした |
病気やケガの程度 |
2悲惨な事故や災害の体験、目撃をした |
本人が体験した場合、予感させる加害の程度 |
②仕事の失敗、過重な責任の発生等
具体的出来事 |
負荷の頻度を評価する視点 |
3業務に関連し、重大な人身事故、重大な事故を起こした |
事故の大きさ、内容及び加害の程度 |
4会社の経営に影響するなどの重大な仕事上のミスをした |
失敗の大きさ・重大性、社会的反響の大きさ、損害等の程度 |
5会社で起きた事故、事件について、責任を問われた |
事故・事件の内容、関与・責任の程度、社会的反響の大きさ等 |
6自分の関係する仕事で多額の損失等が生じた |
損失等の程度、社会的反響の大きさ等 |
7業務に関連し、違法行為を強要された |
違法性の程度、強要の程度(頻度、方法)等 |
8達成困難なノルマが課された |
ノルマの内容、困難性、強制の程度、達成できなかった場合の影響、ペナルティの有無等 |
9ノルマが達成できなかった |
達成できなかったことによる経営上の影響度、ペナルティの程度等 |
10新規事業の担当になった、会社の立て直しの担当になった |
新規業務の内容、本人の職責、困難性の程度、能力と業務内容のギャップの程度等 |
11顧客や取引先から無理な注文を受けた |
顧客・取引先の重要性、要求の内容等 |
12顧客や取引先からクレームを受けた |
顧客・取引先の重要性、会社に与えた損害の内容、程度等 |
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担当:社会保険労務士 宮本 麻由美