心筋梗塞(虚血性心疾患等)
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2023.03.28
過重労働による心筋梗塞
心筋梗塞は、冠動脈が完全に詰まってしまい、その先に血液が流れなくなる病気です。
心筋梗塞が起きると、激しい胸の痛みや吐き気、息苦しさなどの症状があらわれます。
30分以上の血液が流れずに再開しなければ、血液が供給されない心筋は酸素不足で壊死します。
時間の経過とともに壊死の範囲が広がり、心臓の機能が低下します。
心筋梗塞が起きると、心臓の機能が低下し、死に至る危険性のある合併症が起きます。
心筋梗塞の発作後に起きやすい合併症
不整脈
心臓の収縮を起こす電気信号の流れに障害が起こり、さまざまなタイプの不整脈が起こります。
心室細動が起きると、命にかかわります。
心不全
心筋梗塞によって心筋の一部が壊死すると、心臓のポンプ機能が低下します。
そのため全身の臓器に十分な量の血液が流れなくなります。
心筋の壊死の範囲が広がると、血圧が下がってショック状態となることがあります。
心破裂
心筋梗塞により心筋が壊死すると、心臓の壁の一部が裂けて出血します。
ゆっくり出血するタイプから、大出血するタイプのものまであります。
大出血すると救命できる確率が低くなります。
過重労働による心筋梗塞の労災保険申請はお任せください。
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担当:社会保険労務士 宮本 麻由美