専業主婦の方や収入が130万円未満のパートで働いている方は、第3号被保険者ということで年金の保険料を納めなくてもいいので一見お得に見えます。
しかし、ご主人の扶養範囲内で働いている方は、将来は老齢基礎年金しかもらえず年金額が多くはありません。
ご主人の扶養は、ご主人が退職したり、死亡、離婚した時は、扶養から外れてしまいます。
専業主婦や扶養範囲内で働いている人などは、自分の年金を増やすには社会保険に加入する働き方をすることです。
年収130万円を意識して働いている人には、130万円を超えたら社会保険に入った方が断然お得です。
また、社会保険の適用拡大が進んできています。
令和4年10月からは100名以上の会社で年収106万円超えのパートの人は、社会保険加入となりました。
例:年収106万円で働いた場合(60歳から70歳まで10年間の場合)
報酬比例部分 年額57,900円増えます。
経過的加算額 1,621円×120か月=年額194,520円増えます
人生100歳までという時代に入ってきました。
70歳まで10年間働けば、年額252,420円年金が増えます。
100歳までですと、総額757万円も増えることになります。
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