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がん治療において病院で医療を受けるとき

文責 社会保険労務士 松井 宝史 最終更新日:2021.08.21

先進医療を受けた時の費用は、次のように取り扱われ、患者は一般の保険診療の場合と比べて、「先進医療に係る費用」を多く負担することになります。

「先進医療に係る費用」については全額自己負担

1.「先進医療に係る費用」は、患者が全額自己負担することになります。

「先進医療に係る費用」は、医療の種類や病院によって異なります。

2.「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われます。

つまり、一般保険診療と共通する部分は保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うこととなります。

先進医療を受けるときは

先進医療を受ける場合であっても、病院にかかる時の手続きは一般の保険診療の場合と同じで、被保険者証(老人医療対象者は健康手帳も)を窓口に提出します。

先進医療は、一般的な保険診療を受けるなかで、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われることになります。

説明を受けて納得の上で同意書署名

先進医療を受ける時は、治療内容や必要な費用などについて、医療機関より説明を受けます。

説明内容について十分に納得したうえで、同意書に署名し、治療を受けることとなります。

領収書はたいせつに保管

先進医療を受けると、先進医療に係る費用、通常の治療と共通する部分についての一部負担金、食事についての標準負担額などを支払いますが、それぞれの金額を記載した領収書が発行されます。 

この領収書は、税金の医療費控除を受ける場合に必要となりますので、大切に保管してください。

当該技術を実施可能とする医療機関の要件一覧及び先進医療を実施している医療機関の一覧等について(厚生労働省のページに行きます)

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