中小企業の正社員で3年間働いてきた25歳の女性です。
先月末で会社を退職し、今後は派遣で仕事をしようと思っています。
いろいろな職場で働いて経験を積んでいきたいです。
派遣で働く時の心得があれば教えてください。
何よりも一番大切にしたいのは、挨拶です。
挨拶は人と人とのコミュニケーションの基本です。
あなたは、挨拶をしてくれる人と挨拶をしてくれない人のどちらと一緒に仕事をしたいと思いますか?
挨拶をしてくれる人と一緒に仕事をしたいと思う人がほとんどでしょう。
しっかりと挨拶ができる人は、ずばり人から好かれます。
付き合いやすい人だ、話しかけやすい人だと思ってもらうことは、職場でのコミュニケーションの第一歩です。
「おはようございます」や「お疲れ様です」、「お先に失礼します」など、相手の目を見て明るい声ではっきりと挨拶をしましょう。
会釈だけで済ませる、小さな声でもごもごと挨拶をする、というのは勿体ないです。
派遣社員は派遣契約が終われば次の職場へと移っていきます。
そのたびに新しい職場に馴染み、仕事を円滑に進めるためには「挨拶」が欠かせません。
また、挨拶と同じくらい大切なのが、仕事をする上での報告・連絡・相談です。
上司や同僚に積極的に報告・連絡・相談をおこなっていきましょう。
また、社会人として常識ではありますが、時間厳守も大切です。
決められた時間を守れない人というのは、約束を守れない人、信頼できない人と思われてしまいます。
決められた始業時刻には出社してください。
遅刻などはもってのほかです。
新しい派遣先で就業を始めてすぐは、駅での乗り換え等に手間取ることもありますので、早めに自宅を出るようにしましょう。
また、派遣会社から「就業条件明示書」が交付されるので、そこに記載されている「業務内容」をしっかりと確認しましょう。
派遣で働いていると、雑務(お茶出し、掃除、コピー等)を頼まれることが少なくありません。
就業条件明示書に記載されていない雑務を命じられた場合、やった方があなたの業務を円滑に進めることができるようであれば引き受けてもいいのではないでしょうか。
雑務の仕事量が多くて困ってしまうような場合は、派遣会社の担当者に相談しましょう。
その他の困りごとが生じたときも、あくまでも相談・報告するのは、あなたの派遣元の担当者です。
最後に、毎日の仕事の中であなた自身のスキルを磨いていくことを心がけていきましょう。
日々の積み重ねが、1年2年と経った時にスキルや知識としてあなたの武器になっているでしょう。
1日1日、丁寧に仕事をやっていきましょう。
知識は力なり、と言われています。
仕事の上で分からないことが出てきましたら、その都度職場の人達に聞いたり、あなた自身で勉強して解決していきましょう。
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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2022.12.12
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