派遣で働くことを決めた場合の流れを説明します。
このページでは、派遣の登録から就業までを解説していきます。
まず派遣会社のホームページで派遣の登録予約をするか、派遣会社に電話連絡をして登録予約をします。
派遣会社の選び方は、このページをご参考ください。
派遣登録は無料となっている派遣会社がほとんどですので、気になった派遣会社がいくつかあるときは、複数社登録することをお勧めします。
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派遣会社に出向き、面談等をして派遣登録の手続きをします。
最近ではWeb上で登録が完了できる派遣会社も増えてきましたが、あなたの希望する条件の聞き取り等が不十分になりやすく、希望に沿わない仕事を紹介されてしまうこともあります。
可能であれば、派遣会社に直接出向き、担当者と実際に顔を合わせて面談をし、登録することをお勧めします。
在職中の方でも参加しやすい土日や平日の夜間に開催される登録会もあります。
面談の場では派遣の仕組みに関する説明、あなたのプロフィールの登録、スキルチェック等を経て登録へと進みます。
担当者との面談の場では、あなたが希望する仕事の条件を必ず聞かれます。
あなたの中で色々な条件があるかと思いますが、優先順位を決めておき、上位に来る条件は特にしっかりと担当者に伝えましょう。
また、初めて派遣社員として働くという場合は、分からないことや不安もたくさんあるかと思います。
面談の場で担当者の方に質問をして、不安を解消しておきましょう。
プロフィールの登録では、あなたの職歴や保有資格などを登録します。
事前にWeb上で登録が可能な派遣会社もありますが、登録会の場で登録する場合はスムーズに記入できるよう、事前にメモにまとめて持参するといいでしょう。
スキルチェックは一般的に、ワードやエクセル、タイピングなどのパソコン操作のスキルを確認する派遣会社が多くなっています。
最近では、事前に自宅のパソコンでスキルチェックを行い、Web上でテスト結果を登録することができるという派遣会社も増えてきました。
緊張してしまうという方は、事前に自宅でテストを受けるとリラックスして良い結果が出せるかもしれませんね。
特に事務職の場合はパソコンのスキルは必須ですから、自信がないという方は練習をしてからスキルチェックに臨みましょう。
派遣社員の登録時、その場ですぐに仕事の案内がある場合と、後日、電話やメールで案内がある場合とがあります。
登録の場で「後日ご連絡します」といわれたのに1週間経っても連絡がない場合は、派遣会社の担当者に電話かメールで連絡を取ってみてください。
メールがうまく届いていない可能性があります。
あなたの方でもメールの受信設定を確認し、派遣会社からのメールを確実に受信できるように設定しておきましょう。
また、派遣会社からのメールには、できるだけ速やかに返信をするよう心がけましょう。
仕事の案内のメールが届いたら、仕事の内容、条件についてしっかり確認しましょう。
下記のような項目が記載されていると思いますので、一つ一つ確認していきます。
①勤務場所
②勤務時間
③勤務する曜日
④仕事開始日と終了日
⑤時間給
仕事の案内メールの内容を確認し、疑問点があったり、あなたが登録時に担当者に伝えた希望と大きく異なっている場合は、このタイミングで質問しましょう。
納得できないまま仕事を始めてしまい、後から「思っていた内容と違う」と言い出すと、仕事を続けられなくなる可能性がありますし、派遣先にも迷惑がかかります。
メールで案内された仕事について、仕事を引き受けるのか、今回は辞めておくのかの返事は、なるべく早くはっきりと伝えてください。
今回は辞めておくという場合は、その理由をはっきりと担当者に伝えてください。
〇〇なところが自分の希望に合わない、等の理由をはっきりと伝えておくことで、次に紹介する仕事の内容を担当者が決める時に考慮してもらえると思います。
複数の派遣会社に登録をしていて、他の派遣会社の仕事が先に決まった場合は、できるだけ早くその旨を連絡しましょう。
派遣会社から案内された仕事の内容や条件が気に入ったら、その仕事を引き受ける旨を担当者に伝えましょう。
希望すれば、事前に職場見学ができる場合があります。
派遣期間が長くなるのであれば、ぜひ一度、職場をあなたの目で見ておくことをお勧めします。
職場見学の際は、派遣会社の担当者も同行してくれます。
見学をして、疑問点が出てくれば、この時点でしっかり確認しておきましょう。
職場内を案内したり、細かい仕事の説明をしてくれるのは、見学先会社の担当者であることもあります。
これから同じ職場で働くかもしれない人との初めての接触になりますので、挨拶をしっかりとし、丁寧な態度で接しましょう。
職場見学に行く時は、身だしなみを整えていきましょう。
服装については派遣会社の担当者の方に聞いてみましょう。
派遣先会社によって、スーツを指定する場合もあれば私服を指定する場合もあります。
もちろん私服といってもTシャツにジーンズなどのラフな格好は望ましくありませんので、いわゆるオフィスカジュアルといわれる服装で臨みましょう。
男性も女性もジャケットを着用すると好印象です。
女性の場合は、髪型やお化粧などが華美にならないよう配慮しましょう。
職場見学は面接ではありませんが、簡単な自己紹介を求められる場合もあるので、事前に何を話すか考えておくと安心です。
また職場見学をしている間に疑問点が生じたら、「質問をしてもいいでしょうか?」と申し出て聞いてみてください。
疑問点や分からない点はそのままにせず、しっかりその場で確認をしましょう。
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登録型の派遣では、仕事開始と同時に派遣会社との雇用契約が始まります。
その際、就業条件明示書にて、契約期間や就業場所、業務内容などの就業条件が提示されます。
しっかりと内容を読み、仕事の案内時に伝えられた内容と合致しているか確認しましょう。
一度仕事を引き受けたのならば、期間満了までは、決められた就業時間、決められた日はしっかり出勤して仕事をしなければなりません。
これは正社員であっても派遣社員であっても変わりのない、社会人として働くための最も基本的なルールです。
就業初日は、派遣会社の担当者が派遣先へ同行してくれるケースが多くなっています。
もしもあなたが派遣社員として働くのが初めてであれば、付き添ってもらえるとほっとしますよね。
就業初日は絶対に遅刻することのないよう、早めの時間に出社するのが鉄則です。
同行してくれる担当者の方と、最寄り駅やオフィスの入口で待ち合わせることになりますので、早めに家を出て待ち合わせ場所に向かいましょう。
あなたの第一印象は初日の挨拶で決まります。
緊張するかと思いますがうつむき気味にならず堂々と顔を上げ、元気にはきはきと挨拶をしてください。
実際に働いてみて仕事が合わないと感じたり、契約期間の途中で辞めたいと思ったときは、派遣会社の担当者に相談しましょう。
担当者が派遣先会社の担当者と話し合って、問題点が解決することもあります。
また、病気やけがなどで急に休まざるを得ない状況になった場合も、必ず派遣会社へ連絡しましょう。
派遣社員として働くとき、雇用主は派遣会社となります。
しかし就業中は、派遣先会社の指揮・命令を受けて仕事をします。
仕事上の指示を仰ぐ場合には、派遣先の上司に相談しましょう。
仕事を続けていくうちに悩みや疑問点が出てきたとき、相談窓口となるのは派遣会社の担当者です。
派遣会社の担当者は就業中の派遣社員のサポートをすることも仕事のうちなので、我慢せずに相談しましょう。
派遣先でうまくやっていくためには、周りの人に信頼してもらうことが大切です。
遅刻をしない、挨拶をきちんとする、正しい敬語を使うなどの基本的なビジネスマナーを守るのはもちろん、仕事を教えてもらうときはメモを取り、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
派遣先の職場に慣れてきたからといって、必要以上に私語をしたり、むやみに相手のプライベートに踏み込んだ質問をしたりすることは避けましょう。
誠実に丁寧に仕事に取り組んでいけば、派遣会社の担当者もあなたの姿勢を評価し、派遣契約が切れたときにもスムーズに次の派遣先を紹介してもらえるようになります。
契約期間満了と同時に、いったんこの仕事は終わります。
派遣法3年ルールについてはこちらをご参考ください。
派遣会社との雇用契約が終了しますので給与が発生せず、新しい派遣先での仕事がスタートするまでの間(待機期間)、収入が途絶えてしまうことになります。
切れ目なく次の仕事をスタートさせたい場合は、複数の派遣会社に登録し、紹介してもらえる仕事の数を増やすのも一つの手です。
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