現在、50名ほどの中小企業で正社員として一般事務の仕事をしている28歳の女性です。
現在の仕事内容はデータの入力がメインで、エクセルを使っていますが関数などはやったことがありません。
近いうちに結婚をする予定なので、今のうちにスキルアップをしたく、派遣で働くのも悪くないなと最近思っています。
派遣社員になるのはどのようなデメリットがありますか?
何事にもメリットとデメリットがあり、派遣社員として働くことが合っている人と合わない人がいます。
「派遣社員は○○だからよくない」と決めつけるのではなく、様々なメリット、デメリットを知った上で自分に合った働き方を選んでいきましょう。
まず挙げられるのが、雇用契約期間が短い点です。
一般的には3か月ごとの契約更新で行われることが多いです。
契約期間満了時に契約が更新されない可能性がある以上、不安定な働き方となってしまいます。
更新されるかどうかはあなたの実力に関係なく、派遣先の会社の状況によります。
例えば産休に入った社員の代替として働く場合、その方が復帰すればあなたはその職場での任務を終えたことになります。
職場の仕事や人間関係に慣れた頃に、次の会社へ派遣されるということがあるため、人間関係を構築するのに時間がかかるというタイプの人にとっては負担になる可能性があります。
一方でメリットもあります。
まずは、様々な会社に派遣されるので、スキルアップできるチャンスが生まれることです。正社員として一つの会社でずっと仕事をするよりも、幅広い経験ができます。
特に女性にとって、結婚して出産を機に職業生活からいったん離れ、子供が大きくなって社会復帰する時には、様々な仕事や職場を経験していることが強みとなります。
一般事務以外に他の事務も経験してみることをおすすめします。
また、スキルアップ研修を行っている派遣会社も多く、無料で講習が受けられたり、オンラインで自宅にいながら受けられたりします。
自分が今後やっていきたいと思っている仕事に関する講習を受けることで、知識やスキルを身に付けることができ、それはあなたの武器となります。
また、いくつもの職場を経験することによって、人間関係を構築する力が自然と身についていきます。
これはどの職場に行っても必ず役に立つ力です。
職場の人たちとうまく人間関係を築ける人は、正社員としても派遣社員としても、どの職場に行っても重宝されます。
現在のあなたは、派遣で働くことに興味を持っている段階ですね。
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そして、あなたが将来どのようなことがしたいかをコーディネーターの人に話してみてください。
このまま現在の会社に留まるか、派遣社員になるのか、それから考えても遅くはありません。
まずは、一歩踏み出してみてください。
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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2022.12.24
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