派遣先の上司からの誘いはどうすればいいか?_派遣ナビ

Q:派遣先の上司からの飲み会の誘いはどうすればいいか

派遣先の会社の上司に就業後に飲みによく誘われます。
断りたいと思っていますが、どう言えばいいのか分かりません。
このような時は、どう対応をしたらいいでしょうか?

回答:飲み会を断るときは

飲み会に参加しなければいけないという義務はありませんから、断っても構いません。
「断る」という行為自体が苦手で、本当は行きたくないのに断りにくいから参加している、という人もいるかと思います。
ですが行きたくもない飲み会に参加し続けていると、心も体も疲れますし、時間とお金ももったいないです。
上手な断り方を覚え、相手も自分も嫌な気持ちにならないように断れるといいですよね。

断る際には、例え行きたくない飲み会だとしても誘ってもらったお礼を伝えることで、角が立ちません。
また、参加できない具体的な理由を話す必要はありません。
残念ですが今回は都合が悪いので参加できません、と伝えれば十分です。

理由を詳しく聞かれた場合、つい「子供の体調が悪いので」とか「習い事があるので」などと適当な理由をでっち上げたくなります。
ですが後日、「お子さんの体調は良くなった?」とか「習い事は何をやっているの?」と聞かれた場合、さらに嘘をつくことになってしまいます。
仕事をしていくうえで信用されなくなってしまうのは避けたいので、嘘の理由で断るよりは「家庭の都合で」とか「外せない用事があるので」など、具体的でない回答で構いません。

断りにくいからといって「予定が分かり次第お返事します」と先延ばしにしたり、「行けそうだったら行きます」と曖昧に答えてしまうのはよくありません。
来るのか来ないのかはっきりしないと幹事の人は困りますし、「来ると思っていたのにどうして来なかったの?」と後日言われてしまう可能性もあります。
きつい言い方にならないよう気を配りつつも、不参加の意思をはっきりと伝えましょう。

また、あなたの都合のいい日程を聞かれるケースもあります。
そのような場合も具体的な理由を話す必要はなく、「お誘い頂いて嬉しいのですが、今回は欠席させていただきます。」で結構です。


何度か断ってもしつこく誘われて困るようであれば、派遣会社の担当者に相談してみましょう。

それでも解決せず、セクハラに発展しそうという場合などは、労働基準監督署や労働局の「総合労働相談コーナー」で相談をするのも一つの方法だと思います。

東京の場合:「東京労働局 総合労働相談コーナー」電話:03-3512-1608

飲み会に参加するメリットもある

飲み会が苦手な方も多いと思いますが、中にはメリットのある飲み会もあると思います。

例えば歓迎会、送別会です。
あなたが主賓となるのでたいていの場合は会費がかかりません。
歓迎会であれば、新しい職場のスタッフと親睦を深めたり、あなたのことを知ってもらうことで仕事でのコミュニケーションがスムーズになることがあります。
お酒が入ることでリラックスして話すことができるため、少し話しかけにくいなと感じていた人と、思わぬ共通点や話題で盛り上がることもあります。


飲み会で意気投合すれば、その後、職場でも仕事がしやすくなるメリットがあります。
また送別会であれば、今までお世話になった方々へのお礼を伝えることができます。

もし職場に少し苦手だなと感じている人がいれば、あえて飲み会に参加して話しかけてみるのもいいと思います。
仕事を離れた場で話してみて、「この人はこういう人なんだ」というのが分かることで、あなたの中の苦手意識が消えていく場合もあります。
もしも飲み会で話してみても苦手だなと感じるようであれば、あなたとは合わない人ということが分かるので、適度な距離を保って接していけばいいと思います。

飲み会に誘われたときは、自分に参加するメリットがありそうかどうか考えてみましょう。

 

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