近頃では、対面の面接の他にzoomなどのオンラインの面接も増えてきました。
会社に出向かず自宅で面接を受けられるため、交通費、移動時間が発生せず、応募のハードルが下がります。
Uターン転職を考えている方にとっては遠方の企業へいちいち出向かなくても面接が受けられるのはメリットが大きいですよね。
オンライン面接の場合は、事前に機材やネットワークのトラブルが起きないように十分に確認し、背景や照明などにも気を配りましょう。
パソコンやスマートフォン、タブレットを使用する場合は、事前に次のことを確認しておきましょう。
①正常に起動して、インターネットにつながるか
②バッテリーの残量は十分か、充電をきちんとしたか
③トラブルが発生した場合の対応を検討したか
④マイクとカメラは、パソコンに接続して正しく動作するか
⑤安定した通信環境となっているか
⑥背景に余分なものが映り込んでいないか
⑦スマートフォンが急に鳴らないようにしてあるか
⑧面接が始まる5分前には、ログインしてスタンバイしているか
インターネット通信環境が不安定だと、音や映像が途切れたり、タイムラグが発生する等のトラブルが起きてしまう可能性があります。
実際にオンライン面接を受けるときに使おうと思っている場所で、事前に誰かと練習をしておくことをお勧めします。
オンライン面接では対面よりも声が聞き取りにくくなりますから、声を張るように意識しましょう。
面接官の声が聞き取りにくかった場合も慌てず、「恐れ入りますが、今音声が途切れてしまいましたので、もう一度お願いできますでしょうか。」と伝えましょう。
また、「目線」にも気を配る必要があります。
画面に映る面接官の顔を見ていると、相手から見るとややうつむいているように見え、「目が合わない」と感じ取られてしまいます。
本来であれば面接官の顔を見て話すのが良いのですが、オンライン面接の場合は「カメラ」を見て話しましょう。
アップ過ぎたり遠すぎたりしないよう、事前にちょうど良い位置を決めておきましょう。
背景は壁にするのがベストですが、できない場合は部屋をすっきりと片付け、余計なものが映りこまないようにしましょう。
また画面が暗いと印象が良くないですから、昼間であっても部屋の照明をつけたりデスクライトの位置を工夫し、明るく映るようにしましょう。
また、自宅で受けられるとはいえ面接は面接ですから、映らないと思っても上下スーツに着替えて面接に臨みましょう。
同居の家族がいれば、面接をする時間帯を予め伝え、静かにしておいてもらえるようお願いしておきましょう。
車や電車の音が聞こえないよう窓も閉め、インターフォンが鳴らないよう消音設定にしておきましょう。
カンペを用意することは否定しませんが、目線などから面接官にバレると思っておいてください。
用意するのであれば、要点を箇条書きにしたメモ程度のもので、なるべくカメラの近くに貼り付けておくのがいいでしょう。