転職の面接とはどのようなものなのでしょうか。
学生時代に就職活動をした時の面接とは、何か違う点があるのでしょうか。
まずは転職面接を知り、あなたなりの対策を練っていきましょう。
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☆十分に練習、下準備をしてから面接に臨みましょう
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新卒採用と中途採用
新卒採用と中途採用では、面接で見られているところが異なります。
新卒採用の面接に来るのは学生さんなので、当然ですが仕事のスキルや経験などは何ももっていない状態です。
そのため、学生さんの性格や伸びしろなどが考慮されます。
学生さんは、会社が中長期的に育てていくつもりで採用されています。
一方、中途採用では、入社後すぐに活躍してくれる即戦力となる人が求められます。
そのため、意欲をアピールするだけでは採用されません。
転職の面接は、あなたが身に付けてきた仕事上のスキルや経験をお話しし、それらを応募先の会社でどのように活用できるのかということをアピールすることが大切です。
そのため、お話しする内容は応募企業に応じてマイナーチェンジしていく必要があります。
面接の手順も新卒採用と中途採用では異なります。
新卒採用の場合は人数も多いため、一次選考や二次選考はグループ面接、グループディスカッションなど、集団でおこなわれることもあります。
それらを突破してようやく個人面接を行うなど、何回もの面接が間隔をあけ、じっくり長期間にわたって行われます。
一方で中途採用の場合は、1~2回の面接で採否が決まるパターンが多くなっています。
退職者の補填などの場合、採用担当者にとっては、採用に時間をかける余裕がありません。
また、新卒採用と違って中途採用は「会社が求めるスキルを持っているかどうか」が重要になりますが、その点は確認がしやすいため、面接の回数は少なくなる傾向にあります。
新卒採用の場合はある程度の時間的余裕がありますが、中途採用の場合はそうではありませんから、応募する前に自己分析や企業研究などの準備をしっかりやっていきましょう。
私の場合は、1回目の転職は、消極的な転職でした。
ですので、心の余裕はありませんでした。
まずは、「今の状況をどのように打開するか」だけが目的でした。
結局、辞めることに全精神を集中し、辞めた後のことは考えていませんでした。
会社を辞めた後に、離職票を持って地元の公共職業安定所(現在のハローワーク)に出向きました。
雇用保険の基本手当を受給し終わった後は、モラトリアム生活となり、もう一度違う大学の学部編入(3年生からスタート)を目指しました。
このようなことにならないよう、会社を退職するよりも前に、転職活動の準備をしっかりとし、できれば転職先の内定を頂いてから退職することをお勧めします。
採用される人の特徴
私は以前勤めていた会社で、採用担当として多くの応募者の方々の面接をしてきました。
採用される人と、採用されない人には、やはり大きな違いがあります。
採用担当者の目線から見た「採用される人の特徴」を以下にまとめてみました。
1. 基本的なビジネスマナーが身に付いている
2. おどおどせず自信をもってハキハキと受け答えができる
3. 自分の強みを募集職種と関連付けてアピールできる
4. 自分の弱みを克服する努力をしている
5. 志望する会社についてしっかりと研究している
6. ネガティブな質問もポジティブな回答に変換して答えられる
私の場合は、2度目の大学を卒業して新しい会社に勤務しましたが、たった3週間で辞めてしまいました。
自分が何をやりたいか?などの目標を明確に持たず、会社選びを間違えてしまったのが原因です。
その後は、雇用保険の基本手当ももらえない「失業」となってしまいました。
自分の強みなどは全くありませんでした。
これでは、再就職するのも至難ですね。
これを読んでいるあなたには、当時の私のようになってほしくはありません。
転職面接のパターン
中途採用の場合、一般的に面接は2回行われます。
1回目は現場担当者や人事の担当者が面接をし、2回目では役員や社長が面接する、というパターンが主流です。
どちらも大まかな質問の流れは、
① 自己紹介、キャリアの確認
② 転職理由(前に勤めていた会社を辞めた経緯など)
③ 志望理由(動機、意欲など)
④ 質疑応答
となります。2回の面接で応募者が伝えるべきことに大きな違いはありません。
ただ面接担当者によって視点が違い、見られるポイントが異なることがよくあります。
現場サイドの一次面接では、面接担当者は「仕事を任せられるか」「職場で定着して活躍してくれるか」を判断しています。そのためあなたのもつスキルの確認や、前の会社の仕事上でのエピソードを掘り下げて聞かれるケースが多いでしょう。
これに対し、二次(最終)面接を行う役員や社長は、応募者の人間性を見ています。
「信用できそうだ」「会社に根付いて成長してくれそうだ」「前職の経験やスキルが使えそうだ」と感じてもらえるかどうかが大切になります。
面接担当者はプロではない
実は面接担当者のほとんどが面接のプロではありません。
特に一次面接は現場のリーダーが担当することが多いのですが、リーダーとはいえ面接者としての訓練を特別受けているわけではなく、面接に関しては初心者ということもあります。
あなたも緊張して面接に臨むでしょうが、面接官の方も緊張しているということが少なくありません。
素人が面接という限られた時間で採否を決めるのですから、そこには面接官の独断や偏見が大いに入り混じっています。
実際に不採用の理由として「個性が感じられなかった」だとか「なんとなく胡散臭い」、「しゃべり方が偉そうだった」といった主観的なものが多く挙げられています。
だからこそ転職面接においては、第一印象を良くすることや、些細な言動にも気を配ることが非常に大切になってきます。
スーツやワイシャツにしわが寄っていないか、靴が汚れていないか、爪は伸びていないか等の清潔面をチェックしてから面接に臨みましょう。
女性の場合は派手なメイクやヘアスタイル、香水の香りが強すぎる場合なども印象を悪くしてしまうことがあるため注意が必要です。
また、貧乏ゆすりや髪の毛を触る等の癖がある人は要注意です。
面接の場で無意識にそういった癖が出てしまうと、面接官を不快にさせてしまいかねません。
話すときの声の大きさやスピードもとても大切です。
人は緊張すると自然と早口になってしまいがちです。
ゆっくりハキハキと明るく話すことができるよう、家族に見てもらったり自分のスマートフォンで動画撮影したものを見返したりして練習しましょう。
第一印象を良くして、面接の開始5分で面接官に良い印象を抱いてもらうことができたら、採用までぐっと近付くことができます。
転職ノウハウとは
第一印象を良くする準備ができたら、あとは面接官が求めていることを見極め、それに対して自分がどう応えられるのかということを考えます。
かといって、面接官に迎合する必要はありませんし、あなたの譲れない主張は譲らないままで結構です。
大事なのは、応募先の会社で活用できそうなスキルをあなたが持っているかどうかです。
そのために仕事の棚卸しと自己分析が必要となってきます。
まずはノートを用意し、今まであなたがやってきた仕事やその中で得意だと感じている仕事、身に付けてきたスキルを書き出していきます。
そして志望企業の応募要項を確認し、あなたの持つスキルと合致するものがあればそれがあなたの「強み」となります。
面接の場でその点をアピールしていきましょう。
仕事の棚卸しや自己分析がうまくいかないという人は、転職エージェントの方のサポートを受けることも考えてみましょう。
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転職Q&A
Q:保育園で働きたいのですが、どのように園を選んだらいいですか?
Q:転職エージェントに履歴書と職務経歴書を送るべきでしょうか?
Q:長時間労働できついです。転職活動をどう始めたらいいでしょうか。
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