転職という文字が頭の片隅に思い浮かんだ方がこのページを見てくれていると思います。
特に最初の転職は、どう進めたらいいかわからないと思います。
そのうえ、転職すると決断するには勇気がいります。
転職を決断するのはどうすればいいか、どのように転職活動を進めればいいかなど、私の転職経験を踏まえてお話をしていきます。
私が3回目の転職をした時は、ちょうど40歳になる1か月前でした。
娘たちは当時、10歳と8歳でした。
比較的安定していた仕事を捨てて、転職を決意した時は、清水の舞台から飛び降りる気分でした。
それまでに2回転職していましたが、それまでは独身時代の転職でした。
転職することが絶対に失敗は許されないと思っていましたが、と言って確かな「自信」があった訳ではありませんでした。
転職先の会社でうまくやっていけるかなんて転職する前ではわからないですよね。
結局、飛び降りてからがむしゃらに前に進んできました。
つまり3回目の転職をしましたが、その後も紆余曲折がありました。
転職しようか迷っている方がいましたら、人生一度限りですので、今の苦しい仕事環境(人間関係)から逃げるのも大事なことだと思っています。
迷いに迷って結局転職しないという選択肢もあったかもしれませんが、私は転職する決断をしました。
このサイトが転職をしようか迷っている方の道しるべになればと思っています。
皆さんの時代と比べればずいぶんと昔のことですが、転職という人生の大事なイベントという意味では、参考になるのではと思っています。
一度でも「転職しよう」と思った方は、いつ決意するかだけです。
2019年にトヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用難しい」と述べています。
いつまでも、今の会社にしがみついている時代ではなくなってきました。
皆さんの転職がうまくいきますように!
女性の方のための転職サイトです。
ぜひ、登録をして情報収集をしてみてください。
私の考えでは、転職には、積極的な転職と消極的な転職があります。
私も会社を4社転職しました。(転職回数としては3回です。)
その中には、積極的な転職もあれば、消極的な転職もありました。
自営業の職種も2種類変わりました。
最初のいくつかの転職は、消極的な転職であり、雇用保険のお世話になったこともあります。
次の会社の内定をもらうよりも先に、ある日「プツッ」と会社を辞めてしまったこともあります。
今思えば、転職先の会社の内定をもらってから退職をすればよかったと思いますが、そのころはそんなことも思いもしませんでした。
失業してみて本当にありがたいのは雇用保険制度であり、現在社会保険労務士として顧問会社の雇用保険のお手続を業務としてやっています。
雇用保険の基本手当を中心に、その他各種の給付について解説をしています。
会社にとっても在籍している従業員の雇用を維持するために使える給付もありますので、ご活用下さい。
自主的に教育訓練を受ける場合に支給される給付金もあります。
マルチジョブホルダー制度(令和4年1月1日新設)
いわゆる高齢者のダブルワーク制度です。
私はキャリア・デベロップメント・アドバイザーとして、転職支援のスキルを学んできました。
自分の転職経験と併せて、今後転職をする方に対して、どのように転職活動をすればいいのか考え方と知識を提供していきます。
特にパワハラ上司に悩んでいる方には、このページを参照してください。
パワハラ上司のために適応障害やうつ病になって自死した方の労災申請の相談にのったことがあります。
早く会社を辞めればよかったのにと思いますが、亡くなってからの遺族の方からの相談でしたので、そのようなアドバイスは手遅れとなってしまいました。
転職するという決意の仕方、仕事の探し方、面接の受け方、内定が出た後の退職の進め方、転職後の職場の定着についても情報を提供しています。
どうぞご活用下さい。
読者の皆様が、雇用保険制度を上手に活用していただき、スムーズな転職ができることを心より祈っています。
また、転職先の会社の内定をもらって、切れ目なく転職することができますように。
転職活動を進める上で何をすべきか迷うことと思います。
なんとなく今の会社では、仕事がうまくいかないとか、人間関係がぎくしゃくしていると悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
当たり前のように会社の辞令1本で全国各地へ3年おきぐらいに転勤を強いられるのはそろそろ卒業しましょう。
やりたくない営業職に回されて、仕事ができないとなどというレッテルを貼られるのにも異議を申し出ましょう。
会社に忠誠心を誓うような社畜社員はそろそろ辞めましょう。
毎日毎日おしくらまんじゅうの満員電車での通勤を我慢するのも「おさらば」しましょう。
大手転職サイトで応募して、やっとの思いで待遇のいい大企業に転職できたからと言って、配属先の上司がサイコパス気質のパワハラ上司がばっこする最悪の職場環境であるかもしれません。
「隣の芝生は青く見える」ので、今いる会社を辞めて転職したくなる気持ちもわからないわけではありません。
「少し給料が上がる」「いままでよりも残業時間が減る」「職場の人間関係がよさそうだ」などという軽い動機で転職するのは辞めた方がいいでしょう。
転職することによって、あなたが生き生きと働けるようになるならば、転職活動を始めましょう。
それでは、転職活動を成功させるための手順を説明していきます。
この手順にこだわる必要はありません。
転職情報を収集してから、転職を決意という順番もあると思っています。
今いる会社の現状または将来に対して不満や不安があれば、転職という言葉が頭をよぎることだと思います。
転職するしないにかかわらず、一度現在の仕事内容、職場環境、労働時間の多さ、給与などの待遇面に不満があればそれをノートに書き出してください。
思いつくまま、なんでもいいです。
全然関係ないと思うことでも大丈夫です。
あとでまとめる時に整理していきます。
出し尽くしたと思ったら、今度はまとめに入ります。
同じような項目は、ひとくくりにしていきます。
まとめが終わったら、それらのどこが改善されればいいかを考えていきましょう。
将来の会社またはあなたの仕事内容に不安があれば、どのような内容かもノートに書き出してください。
給与の面、人事の面、人間関係の面、転勤の面など様々だと思います。
例えば自動車産業では、電気自動車の普及によって、ガソリンエンジンの自動車部品を作っている会社などは今後淘汰されていくと予想されています。
また、今の仕事内容に不安があれば、あなたの将来のキャリアパス(キャリアアップの道筋) を考えていくうえで、現在の仕事内容とそれを遂行するためのスキルを書き出していきます。
ノートに書き出していくうちに、あなたが今後何をしなければならないかが分かって来ますので、その時が「転職」をするかの判断をする時です。
でも転職を決意する原因で一番多いのは、職場での人間関係だと思います。
いやな上司がいたり、嫌いな同僚がいたりしませんか?
パワハラ上司によって、不眠になったり、食欲不振になったりしたら危険信号が灯ったと思ってください。
心の不調は、まず身体に表れてきます。
ちょっとした遅刻をしてしまったり、朝目覚まし時計で起き上がるが、その後の身支度が素早くできないなどはありませんか?
化粧をするのもいつもより時間がかかってしまう、なんとなく何もする気力がなくソファーに座ったままになっていて動けないことはありませんか?
仕事が終わって家に帰ってきても、部屋が片づけれない、食器も洗ってない、洗濯も溜まったままとなっていることはないですか?
同僚との人間関係も面倒に感じるようになっていませんか?
このようなことが起きていれば、適応障害の一歩手前と考えてください。
いわゆるメンタルがだいぶやられている状態です。
その時は、「いつでも辞めてもいいんだ」と思うことも大事ですが、適応障害やうつ病を発症すると「退職する」という決断もできなくなりますのでご注意ください。
パワハラ職場は、早めに退職の決断をしていきましょう。
なんとなくメンタルの状態が悪いと感じたら、まずは会社を休むことです。
できれば連続して3日休むことです。
3日休んで身体がリフレッシュされているかどうかです。
今までの不調が治れば、また職場に復帰していきましょう。
引き続き体調不調であれば、病院を受診するかどうかを検討しなければいけないです。
会社に産業医がいれば、面談を申し込んでみてください。
もう一度言います。
適応障害やうつ病になると、退職の決意もできなくなり、自死の道を選んでしまう人もいることを。
これだけは全体に避けたいです。
いままでにパワハラによる自死の労災申請(遺族補償一時金)を2名お手伝いしたことがあります。
職場のパワハラなどでメンタルがやられてくると、不眠や食欲不振の症状が出てきます。
精神的に追い詰められると、転職活動をすることもままならず、転職サイトに登録する気力すらなくなってきます。
不眠や食欲不振の症状が現れる前に最近体がだるい、なんとなくやる気が出ないなどのシグナルが出る前に、転職サイトに登録をしておきましょう。
転職サイトに登録しておけば、気になる求人情報を集めて置くことができます。
自分はいつでも転職できる、という選択肢を持っていると、メンタルがやられる前に転職という手が打てるようになります。
何といっても転職サイトの登録は無料です!
そして、転職サイトから電話がかかってくることもありません。
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そして、それを見るだけでも心に余裕が生まれてきます。
仕事探しを円滑に進めるためには、自分自身を分析する必要があります。
今までどのような仕事をしてきたか、その仕事を通してどんなことができるようになったかをノートに書き出していきます。
職種や業種によって、どのような職務を経験してきたかを書いていきます。
その後、どのような能力を身につけたかを書き出していきましょう。
ビジネスを進める上での職務遂行能力のレベルも記載するのですが、具体的に何ができるかを記述する方が、自分自身にも他人にも分かりやすいと思います。
できれば、具体的な数字などを盛り込めればベストです。
それができたら、今後自分はどんなことをやっていきたいか、どのような能力や知識を身につけていきたいかを書き出していきます。
今後どのようなことをやりたいかは、今までの職種・業界にこだわらなくてもいいでしょう。
特に、20代の転職においては、未知の職種・業界に果敢にチャレンジするのもいいと私は考えています。
どのような仕事や業界につきたいかが絞り込めたら、どのくらいの会社が求人をしているかを分析していきます。
また、待遇面の相場感などもリサーチしていきます。
ハローワークインターネットサービスやIndeed、転職サイトなどで、地域や職種を絞って検索してみましょう。
ハローワークインターネットサービスでは、まず求人区分で一般求人のフルタイムかパートのどちらかを選びます。
ここは、必須となっています。
その後、例えば総務系の事務職を探すのであれば、希望する職種で大分類「事務、管理職」を選択し、その後、詳細で「総務事務、人事事務」を選んでいきます。
就業場所も、都道府県、市区町村まで選べるようになっています。
更に、詳細検索条件を選べる画面が出てくるので、各々選択して検索していきます。
そうすると、検索結果が一覧で出てきます。
事務所名(会社名)を公開しているところと、公開していないところがあります。
(できれば公開しているところを優先して見ていって下さい。)
各社の求人票が見れるようになっています。
ハローワークの検索パソコンと同じものを自宅で見ることができ、大変便利です。
Indeedの場合は、職種などのキーワードと勤務地(市区町村)を入力して、「求人検索」のボタンを押します。
そうすると、検索結果が一覧で出てきます。
一覧の中から、あなたにとって興味のある会社をクリックすると、各社の応募要項が記載してあるページが出てきます。
Indeedの場合は、その後、応募画面に進められるようになっています。
ここでは情報収集だけをしますので、応募までは進まず、その画面を印刷するか、ノートに必要事項を書き出していきます。
会社名、仕事内容(できるだけ詳しく記入してください)、給与面などです。
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仕事内容については、あなたが20代であれば、未経験分野へチャレンジするのもいいと思います。
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20代のあなたが60歳を超えるころには、職業年齢は、きっと75歳になっていることでしょう。
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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2022.08.29
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