求人応募までの準備_まつろむ流転職の考え方

求人応募までの準備

 

転職の心構え

転職活動をするにあたって、私がとても大切だと考えていることがあります。

それは、前向きな気持ちで臨んで欲しいということです。

例えば今の職場で上司からパワハラを受けているとか、自分のやりたくない仕事をやらされている等の場合、転職活動のきっかけはネガティブなものです。

ですが、ネガティブな気持ちを引きずっていては、気持ちが疲弊していってしまいます。

ネガティブな考えを反転させ、ポジティブな理由で転職活動に臨むということが非常に大切です。

「〇〇が嫌だった」という理由を、「次は〇〇な職場で働きたい」といった前向きな理由に言い換えてみてください。

例えば「パワハラ上司が嫌だった」という場合は「次は人間関係の良い職場で働きたい」といったように。

そうすることで、前向きな気持ちで転職活動に取り組む活力がわいてくると思います。

 

キャリアの振り返り

転職活動の第一歩は、自己分析です。

今まで自分がしてきた仕事(キャリア)を振り返るのです。

まずは一冊ノートを用意し、今までの仕事を書き出していきます。

それが終わったら、あなたの印象に残っているエピソード、特に頑張ったこと、周りから褒められたこと、自身の成長を感じられたことなどを思いつくままに書いていきます。

このときポイントとなるのは、自分がどのような思いでその仕事に取り組んだのか、それによってどのような学びを得たのかを整理しておくことです。

面接でそれらを話すときは、具体的なエピソードを交えて話すと、相手に伝わりやすくなります。

エピソードは、必ずしも成功体験である必要はありません。

失敗したことであっても、そのことであなたが何を学んだか、次にどう活かしたのかを話すことができれば、あなたが自分から積極的に考え、動ける人間なのだと証明することができます。

弱みを強みに変える

自己分析をしていくうちに、自分の苦手な仕事や足りないスキルが明るみになってくるかもしれません。

しかし、完璧な人間などどこにもいません。

どんな人にも苦手な分野はありますし、それは悪いことではありません。

大事なのは、弱みを強みに変えていくことです。

あなたが志望する会社での仕事をするにあたって、必要だったり役立ちそうなスキルや資格を調べてみてください。

もしあなたがそのスキルや資格をもっていないのであれば、身に付ける努力をすぐにも始めましょう。

資格の取得を目指して勉強することで、もし資格試験に合格できなくても勉強したことが知識としてあなたの財産となります。

面接において「〇〇の資格を取りました。」ですとか、「独学ではありますが〇〇を勉強中です。」と伝えることができると、あなたが本気でこの会社に入って仕事に取り組みたいという熱意を伝えることができます。

また身に付けた知識やスキルは、入社後に実際に仕事をしていくうえで大変役に立ちます。

また、仕事の棚卸をしていくうえで過去に失敗をしてしまったエピソードが出てくるかもしれません。

ですが、誰にでも失敗はあります。

失敗を糧にして成長できたかどうかが重要です。

あなたがその失敗から何を学び、次にどう活かしたのかを具体的なエピソードを交えてお話しすることができると、説得力が増します。

弱みを強みに変えていきましょう。

企業研究(ホームページ)

面接に挑むときは、ほとんどの人が応募先の企業のホームページをチェックしていると思います。

最近では「当社のホームページを見た感想を教えてください」と面接で聞かれることもあります。

他の応募者の方と差をつけるためにも、ホームページを隅々までよく読み込んでおきましょう。

また、同業他社のホームページもチェックし、応募先の会社と比較しておくのもお勧めです。

面接では、「同業他社ではなく当社に応募した理由を教えてください」と聞かれることがあります。

そんなときに他社のホームページもよく読み込んでおくことで、「比較の結果、他社にはない〇〇という点に魅力を感じました。」と伝えることができるようになります。

志望動機にぐっと説得力が増し、他の応募者と差をつけることができます。

 

企業研究(仕事の内容)

求人会社のホームページを素材にして、さらに掘り下げましょう。

その会社の持つさまざまなキーワードを、改めて検索エンジンで調べてみましょう。

また、事業内容や仕事内容の記述によくわからない専門用語があったら、それらも調べておくといいでしょう。

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた際、企業研究をしたときに生まれた疑問点を質問すると、「この人はうちの会社のことをよく知ろうとしてくれているな」「入社したいという意欲が感じられるな」と好意的に見てもらえるかもしれません。

 

企業研究(現地に行ってみる)

インターネットで調べられる情報というのは、他の応募者も知ることができる情報です。

そこで、一度実際に現地に行って、自分の目で確かめることをおすすめします。

お店やショールームなどがある会社であれば、面接前に必ず訪問しましょう。

面接において「当社の店舗を利用したことがありますか?」と聞かれることがあります。

こんな時に「利用したことはありません。」などと答えてしまっては、うちの会社に興味がないのかな、と思われてしまってもおかしくありません。

お店などがない会社の場合は、面接で訪れたときにオフィスを観察する方法もありますが、面接前や応募前に雰囲気をつかんでおきたい場合は、会社の付近で張り込み調査をしてみてはいかがでしょうか。

会社の前に1週間くらいいれば、その会社の実態は見えてくるものです。

どんな人が、朝は何時頃に出社し、夜は何時頃に帰っていくのか。

残業は多いのか。社員の顔はイキイキしているか。

応募する前に、残業時間の多いいわゆるブラック企業であるか否かを見極めることもできます。

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目次

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