48歳になったばかりの男性です。
会社の業績が悪化して、給料が下がってしまいました。
追い打ちをかけるように、上司のパワハラがひどくメンタルクリニックに通うことになってしまいました。
上司も会社から人員削減を言われているようで、私をいじめて辞めさせようとしているのではないかと疑う気持ちも出てきてしまいました。
2か月前から、主治医の先生の指示のもと休職することになりました。
主治医の先生からは、適応障害なので職場環境が変われば治りが早いと言われました。
また、業績が悪化している今の会社には将来性がなく、私としても未練はありません。
そのため、今の会社に復職するのではなく新しい会社に転職したいと思っています。
いつ頃から転職活動をしていけばいいでしょうか?
子供の教育費が一番かかる時期なので、退職のブランクは作りたくありません。
転職活動の第一歩はキャリアの棚卸しと自己分析をし、それを基に履歴書と職務経歴書を作ることです。
しかしメンタルが不調でしたら、すぐに準備はできないと思います。
まずは焦らず、主治医の先生の指示に従って治療に専念しましょう。
休職中はどうしても夜更かしをしてしまい、昼夜逆転に陥ってしまいがちです。
生活リズムが乱れてしまうと、仕事を再開するときに朝起きるのが辛くなってしまいます。
休職中は意識的に早寝早起きをし、規則正しい生活をしましょう。
初めは30分程度でも構わないので、例えば9時から9時半までは机に向かい、キャリアの棚卸しや自己分析を行っていきましょう。
ノートを1冊用意し、今まであなたが取り組んできた仕事を書き出していきます。
その中で自分の好きな仕事、得意な仕事、成功したエピソードなどを思いつくままにどんどん書き出していってください。
パソコンに打ち込むのでも構いませんが、私としてはノートとペンを使って自分の手を動かして書き出すことをお勧めします。
自分の手を動かしていくことで、だんだんと頭の中が整理されていく感覚が味わえると思います。
キャリアの棚卸と自己分析が済んだら、実際に求人を探していきます。
まずは、ハローワークの求人票で探すことをお勧めします。
病状が軽い日は、ハローワークまで出かけていって相談にのってもらってください。
規則正しい生活をする上でも、ハローワークに午前中に出かけてパソコンで求人を検索することを日課にしてもいいと思います。
特に天気の良い日は外に出かけて少し歩くといいと思います。
太陽の光を浴びることでセロトニンという物質が分泌され、精神が安定する効果が認められています。
ハローワークに行くと、求職申込書を記入して提出します。
このときにキャリアの棚卸と自己分析でまとめた内容が役立ちます。
希望する働き方や収入などを記入する欄がありますが、迷っている場合は窓口の担当者の方に相談してみてください。
ハローワークの良いところは、職員の方に直接、転職について相談ができるという点です。
あなたが良いなと思った求人で、募集要項に記載されたスキルをあなたが満たしていないという場合は、諦めずに職員の方に相談してみてください。
職員の方が企業側に交渉してくれるため、募集できる場合もあります。
ハローワークと並行して転職エージェントサービスを使うこともお勧めします。
転職エージェントは、あなたが内定をもらった企業からエージェント会社に対して報酬が支払われるシステムなので、あなたは無料で利用することができます。
エージェントの方にも様々なタイプの方がいますから、何社か登録してあなたと相性の合うエージェントの方を探してみましょう。
転職エージェントに登録するのは、履歴書と職務経歴書が作成できて、主治医の先生から転職の面接に行っても大丈夫と判断してもらってからにしましょう。
エージェント会社でお勧めなのは、【パソナキャリア】(PR)です。
総合人材サービスの先駆者的存在なので、採用企業と求人に対する情報量が圧倒的に豊富です。
☆転職者の多くが利用しているのは【パソナキャリア】(PR)です
☆手厚いサポートが売りで、履歴書や職務経歴書の添削も丁寧に行ってくれます
☆相性の合うエージェントの方は強力な味方になってくれます
休職期間中は、健康保険の傷病手当金の申請をしましょう。
傷病手当金は、最大1年6か月申請できます。
もちろん治療が最優先となりますが、できれば傷病手当金が切れるまでに次の仕事が見つかると安心できますね。
焦って転職活動を進めて症状が悪化してしまうといけませんから、主治医の先生に転職の時期について相談しながら進めていきましょう。
先ほど紹介したハローワーク求人、転職エージェントサービス以外にも、転職サイト登録、人脈による転職活動、転職フェアーの参加など、様々な手段を使っていきましょう。
内定をもらって新しい会社で働き始める際も、無理は禁物です。
まずは新しい職場に馴染むことを一番の目標とし、毎日コツコツやっていきましょう。