現在28歳の男性です。
5年間勤めた製造業の会社を辞めて、現在は派遣で軽作業をやっています。
3か月契約の短期の派遣を続けているうちに、1年が過ぎました。
そろそろ正社員で働こうと思い立ち、転職活動の準備を始めたところです。
退職後のブランクについて、面接の時に聞かれるでしょうか?
またどのように転職活動を進めていけばいいでしょうか?
ブランク期間がある場合、面接では必ずと言っていいほど突っ込んで聞かれます。
変に濁したり隠したりするとマイナスの印象を与えてしまいますので、あらかじめ、ブランク期間についての前向きな説明を用意してから面接に臨みましょう。
働いていたのか、病気やケガで休んでいたのか、家族の介護や育児をしていたのか等、ブランク期間に何をしていたかの確認があります。
あなたの場合は、派遣でどのように働いていたかをお話しすることになります。
正社員ではなく派遣で働いていた理由を聞かれる可能性があります。
「派遣で働くことによって様々な職場を経験し、多様な経験を積みたかったため」であるとか、「家庭の事情でフルタイムでの就業が難しかったため」等、面接官にとって分かりやすく説明できるといいですね。
面接官が納得すれば、次の質問へと移っていきますから心配はいりません。
ブランク期間についての質問をされると責められているような気持ちになってしまう方もいるかもしれませんが、面接官はあなたが入社後、問題なく就業できるかどうかを確認したいだけです。
ポジティブな言葉で面接官が納得するような返答をあらかじめ考えておきましょう。
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☆十分に練習、下準備をしてから面接に臨みましょう
転職活動の進め方としては、まずはあなたのキャリアの棚卸しと自己分析から始めましょう。
5年間勤めた製造業の会社で取り組んだ仕事、そして派遣社員として1年間取り組んできた仕事をノートに書き出していきましょう。
今までの職業生活で身につけたスキルや資格、仕事上の成功エピソードなども書いていきます。
そしてあなたが好きな仕事や得意な仕事をピックアップしていきましょう。
この作業を通して、あなたに向いている仕事が何なのか、そして転職市場でのあなたの強みがはっきりとします。
好きな仕事がはっきりしないときは、嫌いな仕事や苦手な仕事、これはやりたくないという仕事からはっきりさせるのも良い方法です。具体的にどのような業種、職種で探していこうか迷うという場合は、各都道府県にあるジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)に行って相談されることをお勧めします。
ジョブカフェでは、就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介など様々なサービスを行っています。
例えば、私が住んでいる愛知県では「ヤング・ジョブ・あいち」という名称で、名古屋市にあります。
職業選択に関するキャリアコンサルティングや仕事に関する不安などの心理相談も実施しています。
また、「愛知わかものハローワーク」も同じフロアーにありますので、そちらを活用してみましょう。
あなたに合った職種が明確になったところで、【DODA】(PR)などの転職サイトに登録して求人情報を集めていきましょう。
職業訓練も受けてみましょう
最近では、ハローワークにおける職業訓練も充実しています。
あなたが就きたい職種に関係する職業訓練を受けてみましょう。
人気のある職業訓練は応募者も多いので、早めにハローワークの窓口で相談してみてください。
どんな仕事においてもパソコンのスキルがあると断然有利ですので、パソコンスキルが身につく職業訓練がおすすめです。
一緒に受講する仲間もできますので、情報交換をしたりと、仕事を探すのに心強いと思います。
無職期間はできるだけ短くしましょう
私は6か月間の無職期間を今まで2回経験しました。
無職期間は転職活動をしていましたが、あまり積極的ではありませんでした。
「何となく一日が過ぎていく」という怠惰な生活を送っていました。
こんな生活いつかは抜け出さないといけないと思いながら、6か月があっという間に過ぎてしまいました。
本当に無職の期間は辛いものです。
無職期間は、ハローワークに求人票を見に行ったり、応募書類を作成したりして転職活動に力を入れていきましょう。
そして一番大事なことは、無職期間であっても働いていた時と同じように規則正しい生活を送ることです。
会社に行く必要がないのだから朝はゆっくり寝ていたい、と思うかもしれませんが、生活リズムを保つことはとても大切です。人脈による転職も一つの選択肢です。
私の場合は、母親の知人の紹介で次の会社が決まりました。
派遣の期間も短くしましょう
派遣社員の期間も、できるだけ短くしたいですね。
同一労働同一賃金の制度が導入され、派遣で働く人も賃金が経験年数に応じて上がる仕組みとなりました。
ところが派遣先の会社は、できるだけ安い賃金の人を派遣して欲しいというのが実情のようです。
そのため派遣元の会社の勤務年数が長くなってあなたの賃金が上がってくると、使ってくれる派遣先の会社が減っていくというジレンマに陥ってしまいます。
このような流れをどこかで断ち切って正社員の道を目指しましょう。
正社員になる初めの一歩として、転職サイトに登録して、求人情報を集めることから始めましょう。