通勤災害の高次脳機能障害のびまん性軸索損傷
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2023.04.16
びまん性軸索損傷
臨床的びまん性軸索損傷は、頭部外傷を負った直後から意識を失っている状態です。
以前は意識を失っている時間が6時間以内なら脳震盪、6時間より長ければびまん性軸索損傷と呼んでいましたが、現在では時間に関係なく、びまん性軸索損傷の最も軽いものが脳震盪であると考えられています。
交通事故等で頭部に外傷を負ったり、頭部が強く揺さぶられることにより生じます。
びまん性軸索とは、神経線維全体という意味です。
脳内にある数え切れないほど多くの脳細胞を結び付けているのが軸索(神経線維)です。
この軸索を損傷してしまうと結びつきがなくなってしまうので、脳にとって大きなダメージとなります。
びまん性軸索損傷はMRIやCTでも発見できないことがあります。
発見されないまま放っておくと、数ヶ月かけて脳が萎縮していきます。
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