一人親方の労災申請で労災8級認定事例
文責 社会保険労務士 松井 宝史 最終更新日:2025.02.06
一人親方の労災申請 腰椎破裂骨折で労災8級認定事例
一戸建ての建設現場で、梯子掛け作業をしている時、滑車を持って足場を昇るのに安全帯を掛けなおす作業中に足を滑らせて足場から落下して負傷をした方の労災保険の手続きをしました。
お尻から落下したので、腰椎破裂骨折をしてしまいました。
脊柱は、後方固定術を病院で行ってもらいました。
腰の可動域が大分狭くなってしまいました。
幸いにも脊髄損傷にはならなかったので、車椅子生活は免れました。
腰椎の骨折部分が痛むのと、腰を曲げる動作(例えば床の上の物を拾う時)がしにくくなってしまいました。
「せき柱に運動障害を残すもの」第8級の2の認定を目指しました。
1年2か月程休業をして、症状固定となりました。
毎月1回、愛知労務で休業補償給付の申請書を作成し、病院で証明をもらって、労働基準監督署に提出しました。
一人親方の労災特別加入者でしたので、「特別加入者に係る業務災害証明書」を毎月1回、元請け会社で証明をしてもらいました。
月末締切で請求をしていたので、毎月月末に病院と元請け会社に書類を提出し、すぐに証明をもらうようにしていました。
おけがをした方に、毎月丁寧に書類を作成し、スピーディーに病院と元請け会社に証明をもらって、労働基準監督署に提出しました。
1年2か月ですので、14回書類の手続きをやっていました。
一人親方の方の労災事故は、元請け会社の証明がいるので、慣れていないと申請が遅れがちになってしまいます。
症状固定した後に労働基準監督署に障害申請の認定に立ち会いました。
認定結果は、最初に目標としていた第8級の2に認定をされました。
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ポイント:一人親方の労災申請を何件も手掛けている
愛知労務は、一人親方の労災申請を何件も手掛けているので、スピーディーに書類申請ができました。
目標とした障害認定等級が取れるように礼寧に書類を作成し、障害認定の立会も同行をして、労働基準監督署の担当官にも本人の症状などをお伝えさせていただきました。
令
電話:0533-83-6612 (初回相談無料です)
担当:社会保険労務士 宮本 麻由美
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〇参考リンク
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