車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

都会の人はよく歩き、田舎の人は歩かないと言われたりします。

それはずばり、車社会であるかどうかという点がポイントになっています。

都会は徒歩圏内に駅やバス停があり、電車やバスの本数も多いため電車通勤をする人が多数です。

電車通勤をするとなると、自宅から駅まで歩き、乗り換えでも歩き、駅から会社までも歩きです。

また日頃の買い物でも、徒歩圏内に様々なお店が揃っていますし、駐車場がない店舗も少なくないため車よりも徒歩のほうが便利です。

土地が高いため駐車場代も高く、車を持たない家庭も多くあります。

一方で田舎は徒歩圏内に駅やバス停がなかったり、あっても電車等の本数が少なく、車通勤をする人が多くなっています。

車通勤の場合で自宅に駐車場があったり、会社のすぐ近くに駐車場があったりすると、ほとんど歩く機会がありません。

また、徒歩圏内にスーパーなどの店舗が無いこともあり、そうなると日常生活を送るにあたって車は必須となります。

一家に一台どころか一人に一台という家庭も少なくありませんし、どのお店も広々とした駐車場を備えています。

どこへ行くにも車という生活に慣れてしまうと歩くことが億劫になり、徒歩圏内にあるコンビニですら車で行くという人もいます。
そのため日常生活において歩く機会が少なく、運動不足になりがちです。

また、都会に暮らす人であっても、在宅勤務が定着した昨今では通勤する必要がなくなり運動不足に陥りがちです。
朝から晩まで自宅でパソコンの前に座りっぱなしという人は要注意です。

このように日常生活で歩く機会が少ないという人にこそウォーキングがお勧めです。
スポーツウェアを着てウォーキングシューズを履いて、ウォーキングコースを歩くことだけがウォーキングではありません。

動きやすければ普段着で構いませんし、靴もあなたの足に合っていて歩きやすいものであれば普通のスニーカーでＯＫです。
あなたの生活の中で少しでもいいので時間を見つけ、無理のない程度に歩くことを始めてみましょう。

まず、徒歩１０分以内の場所であれば車は使わず歩くことを選択しましょう。

ガソリン代の節約にもつながります。

歩き慣れていないと１０分でも辛く感じるかもしれませんが、慣れてくれば１５分、２０分と歩けるようになっていきます。

徒歩圏内にスーパーがなく買い物には車で行かざるを得ないという方は、駐車場の中で、お店の入り口から一番遠い場所に車を停めてみてください。
大きなショッピングモールであれば屋上に停めましょう。
そしてお店の中まで歩いたり階段を使ってみてください。
その時もただ漫然と歩くのではなく、背筋を伸ばして腕を振り、正しい姿勢でリズムよく歩くことを試してみてください。

歩数にすれば少しかもしれません。
けれどその積み重ねであなたの運動不足は次第に解消されていきます。
「今日は全然歩かなかったな」という日を減らしていきましょう。
それがあなたの健康につながります。

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

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