ウォーキングをしているとき、足にはかなりの負担がかかっています。
「ただ歩いているだけでしょ」「足が痛くなっていないから大丈夫」と言われる方が多いのですが、足には体重以上の負荷がかかっています。
足に痛みが出てしまうと、ウォーキングを続けられなくなってしまいます。
毎日のフットケアも習慣化していきましょう。
自分の足をよく見て状態を確認する癖をつけましょう。
実は、自分の足というものは意外とじっくり見る機会がありません。
そのため、お風呂上りに必ずチェックすると決めて、習慣化しましょう。
足の裏が見にくいという場合は手鏡を使いましょう。
赤くなっているところがあれば、靴が足に合っていない可能性があります。
ウォーキングに適した靴のサイズは、履いた時に指1本分の余裕があるものです。
歩いているときは靴の中で足が多少動きます。
そのとき、足にぴったりのサイズの靴だと、つま先やかかとが靴に当たってしまいます。
そのため、多少のゆとりが必要なのです。
爪が割れたり欠けたりしていませんか?
足の爪は短く切りすぎるのも良くないと言われています。
特に角の部分を深く切りすぎると、爪が皮膚に食い込み、炎症を起こしやすくなってしまいます。
深爪になるのを避け、丸ではなく四角に近い形に切りましょう。
いぼ、たこ、魚の目などができている場合は病院で治療を受けましょう。
水虫ができている人も治療を受ける必要があります。
足が蒸れないよう、通気性の良い靴でウォーキングをしましょう。
足に合うものを見つけたら二足購入して交互に履き、毎日同じ靴を履くことは避けましょう。
ウォーキングの前に準備運動をするように、ウォーキングから帰ってきたらストレッチをし、クールダウンを行いましょう。
足を大事にすることで、年を重ねても自分の足で歩くことができるようになっていきます。
自分の足で歩くことは、長寿の欠かせないポイントです。
寝たきりにならず、楽しく健康な毎日を送ることができるよう、ウォーキングと足のケアを始めましょう。
冬になるとかかとの皮膚が乾燥し、ひび割れたりしたことはありませんか?
足の裏には皮脂腺がないため、かかとは体の中でも特に乾燥しやすい部分のひとつです。
また、体の末端であるため血行が悪くなりやすく、皮膚の角質が厚く硬くなりやすいのです。
そうして厚く硬くなったかかとに立ったり歩いたりして圧力が加わると、皮膚が避けてひび割れてしまいます。
かかとがひび割れてしまうとなかなか治りにくく、歩く度に痛みを生じます。
ウォーキングを続けるためにも、かかとのケアはとても重要です。
かかとのひび割れには保湿をすることが大切です。
お風呂上りや就寝前に保湿クリームを塗りましょう。
クリームは片足に対して人差し指の第一関節分くらいの量が目安となります。
塗るときはゴシゴシとこすって塗り込むのではなく、手のひらでかかとを優しく包み込み、マッサージするように塗るのがおすすめです。
塗ったあとは靴下を履き、乾燥を防ぎましょう。
かかと専用の保湿クリームもドラッグストアで市販されていますが、わざわざ買いに行くのが億劫であれば、ご自宅にあるボディークリームやハンドクリームでも構いません。
また、尿素が配合されたクリームは、硬くなった皮膚を柔らかくしてくれる効果があります。
かかとのひび割れがなかなか治らないという場合は皮膚科を受診し、塗り薬を処方してもらいましょう。
いくら保湿してもかかとのカサカサが治らないときは、水虫の可能性もあります。
水虫は人にうつってしまうものなので、早めに皮膚科を受診し治療を受けましょう。
この記事を書いている現在は1月です。冬の寒さも厳しくなってきました。
朝食後に日課のウォーキングをしていると、かかとにピリッと痛みが走りました。
帰宅後に靴下を脱いでかかとを見てみると、乾燥してひび割れができていました。
かかとの皮膚の状態を見るということは日ごろなかなかする機会がなく、ひび割れができていることにも全く気づきませんでした。
まだ出血はしていませんでしたが、もっと悪化するとウォーキングを続けることができなくなりそうだと感じました。
ドラッグストアで保湿クリームを購入し、朝と夜の1日2回、塗布することにしました。
特に夜は足をしっかりとマッサージし、手のひらで足を包み込んで温めるようにしてクリームを塗ると大変気持ちがよく、安眠にもつながるように感じました。
クリームを塗り始めて3日ほど経つと、痛みが治まりました。
まだ乾燥していることは確かなので、冬の間は1日2回のクリーム塗布を続けていこうと思っています。
健康にウォーキングを続けるためにフットケアは欠かせません。
皆さんも一度、ご自分のかかとの状態をチェックしてみてください。
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