反復性うつ病性障害で障害基礎年金2級に認定事例

反復性うつ病性障害で障害基礎年金2級に認定

文責 社会保険労務士 松井 宝史 2025.01.31

当事務所で申請した障害年金事例

いままでの25年間の障害年金申請事例を解説してみます。

皆様が実際に申請する時に参考にしていただければ幸いです。

また困ったことあれば、当事務所までお問合せいただければお答えしていきます。

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申請事例9:反復性うつ病性障害で障害基礎年金2級に認定

50歳代前半 男性 障害基礎年金2級 反復性うつ病性障害

反復性うつ病性障害は、うつ状態が反復的に繰り返される症状ですが、躁うつ病(双極性感情障害)と違い、各うつ状態の期間が長く、気分の高揚や過活動性がみられないという特徴があります。

一般企業で勤続されてきましたが、47歳のとき、コロナ禍で入院の際に糖尿病が判明し、右眼が白内障になりました。

48歳のとき、仕事中に荷台から転落して腰椎を骨折しました。

同時期に、右眼が悪化して緑内障になり失明しました。

さらに左眼も白内障にかかってしまい、退職を余儀なくされました。

今後の不安から、抑うつ気分、意欲低下、不眠などの症状が現れるようになりました。

そして、49歳になり、糖尿病治療で通院していた内科医院の勧めで、精神科で初診を受けました。

「うつ状態」の診断でした。

直後に身体障害者手帳2級と精神障害者保健福祉手帳2級を取得しました。

就労移行支援を受けた後に、障害者雇用で就職しましたが、通勤中に靭帯を損傷してすぐに休職になってしまいました。

自信を失い、さらに症状は悪化していきました。

うつ病と身体障害が重なり、日常生活は家族やヘルパーの支援を必要とし、コミュニケーションも限定的になっていました。

50歳になり、愛知労務に障害年金の手続きのご依頼いただきました。

保険料の納付状況を年金事務所で調べたところ、未納が多く、初診日から直前の1年間に未納があり、心配しましたが、精神障害については辛うじて加入期間の3分の2以上の納付の要件はクリアしていました。

なお、糖尿病および眼の障害での請求、および併合認定の請求も検討しましたが、保険料納付をクリアできず、精神障害のみの請求になりました。

請求して3か月後、障害基礎年金2級の認定を受けることができました。

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認定になったポイント

① いろいろな病気があってどれで申請しようか迷ったが、保険料納付要件を社会保険労務士が調べてくれたこと。

② 初診のクリニックの証明を社会保険労務士が取ってくれたこと。

③ 精神科の主治医の先生の診断書がうつ病での日常生活状況を丁寧に記載してくれたこと。

④ 社会保険労務士とヒヤリングを1時間ぐらいの時間をかけて、どのように申請するかを打ち合わせをしたこと。

⑤ 労災保険の事故で腰椎骨折をしたが、その休業補償給付の申請も手伝ってくれました。

何度も電話でサポートしてくれて、愛知労務が丁寧にお答えしたことが認定につながったと、本人が言ってくれました。

 

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