線維筋痛症の障害年金申請
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2025.11.12
線維筋痛症で治療を受けています。障害年金申請はできますか?
認定基準に載っていない傷病でも請求できますか?

線維筋痛症という傷病で治療を受けています。
答え:維筋痛症の場合は、肢体の機能で申請すれば認定される可能性があります
線維筋痛症は、診察所見ならびに一般的な臨床検査成績に異常がありません。
しかし、関節、筋肉、腱など全身の広範の部位に慢性の「痛み」を主症状とし、強い疲労、倦怠感、眼や口の乾燥感、不眠や抑うつ気分など多彩な身体的訴えが見られます。
線維筋痛症の場合は、肢体の機能で申請
線維筋痛症の障害年金の申請は、肢体の機能で申請をすることになります。
認定は、線維筋痛症の重症度分類試案を参考にしています。
線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省研究班)
ステージⅠ・・・米国リウマチ学会診断基準の18か所の圧痛点のうち11か所以上で痛みがあるが、日常生活に重大な影響を及ぼさない。
ステージⅡ・・・手足の指など末端部に広がり、不眠、不安感、うつ状態が続く。日常生活が困難。
ステージⅢ・・・激しい痛みが持続し、爪や髪への刺激、温度湿度変化など軽微な刺激で激しい痛みが全身に広がる。自力での生活は困難。
ステージⅣ・・・痛みのため自力で体を動かせず、ほとんど寝たきりの状態に陥る。自分の体重による痛みで、長時間同じ姿勢で寝たり座ったりができない。
ステージⅤ・・・激しい全身の痛みとともに、膀胱や直腸の障害、口の渇き、目の乾燥、尿路感染など全身に症状が出る。普通の日常生活は不可能。
障害年金でよく頂く質問に戻る
無料小冊子を作成しました。
申込みは、下記バナーをクリックしてください。
お電話が苦手の方は、お問合せフォームからお問合せしてください。
愛知労務の連絡をLINEでできるようにしました。
下記バナーをクリックしていただき、お友達登録をお願いします。







