転職でブラック企業を避ける方法_転職ナビ

質問:転職でブラック企業を避ける方法

5年勤めた会社を辞めて転職しようと思っています。

今勤めている会社は上司が結構きつく、ブラックな職場だと思っています。

同僚の前で小さなミスを執拗に叱責されることが度々あります。

職場の人全員が上司に叱責されるわけではなく、私ともう一人の同僚だけが目の敵にされている状態です。

また、勤務時間も長く、休日出勤も相当あります。

睡眠不足になったり、朝起きた時、身体が重く感じて会社に出社したくない気持ちになったことも度々ありました。

次に勤める会社はブラック企業ではない会社を選びたいと考えています。

転職活動をしていく中で、応募先の会社がブラック企業かどうか分かる方法はないでしょうか?

現在の会社で悩まされている、パワハラ、過重労働のない職場で働きたいのです。

 

回答:あなた自身で一つずつ確認していきましょう。

睡眠不足であったり、会社に行きたくないという気持ちになっている時点で、あなたの心はSOSを発しています。

次はブラックではない、あなたが気持ちよく働くことのできる会社に勤めたいですよね。

そのために、転職活動を進める中で一つずつ確認しながら、あなたに合った会社かどうかを判断していくことが大切です。

長時間労働があるかどうかは、面接の時に聞いてみましょう。

面接の時に質問の時間をいただけたら、応募先の職場の月平均残業時間を確認してください。

人事の担当者は、そのあたりのことは把握しているはずです。

言い淀んだり、曖昧にごまかされるようであれば、長時間労働の可能性が疑われます。

そして、その日の夜に一度その会社の様子を見に行ってみましょう。

あなた自身の眼で確認するのが一番です。

月平均40時間であれば、1日あたり2時間の残業ですので、午後8時頃様子を見に行って、オフィスや工場の電灯がたくさん点いていれば、1日2時間を超える長時間労働が疑われます。

その次の日は、午後9時頃に様子を再度見に行って確認してみましょう。

応募先の会社の募集要項を見て、仕事の内容や給与、休日等の処遇面も他社と比べて確認をしてみましょう。

同じような競合する会社が求人を出していたら、その会社と比較してみましょう。

休日が少ないようであれば、長時間労働がある可能性が高いです。

面接の時に、応募先の職場の責任者の方がいらっしゃった場合は、入社後の仕事の教え方など聞いてみてください。

直接、担当者が付いて指導してくれるなら大丈夫だと思います。

担当者がはっきりしない場合は、仕事をどのように進めるか、またあなたがどのように覚えていくか不安があると思います。

仕事の進め方のマニュアルなどがあればしっかりした会社だと思います。

首都圏や関西圏、中京圏などの都会の会社に応募する場合は、【DODA】(PR)などの転職サイトを積極的に利用しましょう。

転職サイトに求人が出ている場合は、大量採用の場合もあるので、今回どのような職種に何名募集をしているのか確認していきましょう。

複数の転職サイトに求人が掲載されている会社は、急募だと思います。

インターネットハローワークの求人も情報収集で使っていき、社名が出ていない会社は応募しないようにしましょう。

社名を掲載しない会社は、社名を出せない特別な理由があると思われます。

あなたが転職を希望している職種の会社を検索し、社名が出ている会社のみをピックアップして、ノートに書き出していきましょう。

気になる会社があれば、その会社のホームページを確認してみてください。

転職エージェントの方のサポートを受けるのであれば、今回の求人の趣旨を一度確認してみましょう。

新規事業立ち上げで大量募集であるとか、退職者の補充であるとか、です。

特別な技能を持っている人のスカウト的な求人かもしれません。

その会社のカラーなども転職エージェントの方が知っている場合もありますので、確認してみましょう。

転職エージェントの中で特におすすめなのが、親切で丁寧なサポートに定評のある【パソナキャリア】(PR)です。

無料で今すぐ登録できます。

あなたにとって今回退職する会社の何が嫌なのかをはっきりさせて、次の会社ではそのような環境にならないよう転職エージェントの方に伝えましょう。

あなたに寄り添ってくれる方であれば、配慮して会社を選別してくれるはずです。

☆転職者の多くが利用しているのは【パソナキャリア】(PR)です

☆手厚いサポートが売りで、履歴書や職務経歴書の添削も丁寧に行ってくれます

☆相性の合うエージェントの方は強力な味方になってくれます

 

転職サイトであなたの就きたい職種をまずは絞り込んで、いくつか会社に応募して、面接に臨んでいくことになります。

何社か内定をもらえたのであれば、その中からどの会社があなたに合っているか自分自身で判断していくことになります。

焦らずしっかりと判断するためにも、時間に余裕を持てるよう、早め早めに転職活動を始めていくことをお勧めします。

転職しようかな、このまま残ろうかな、と思ったとき、判断材料がなければどの道に進むべきか決められません。

あなたの頭に「転職」の考えが少しでもよぎった時点でまずは転職サイトに登録し、情報収集だけでも始めましょう。

その集めた情報をもとに、転職するのか今の会社に残るのか、転職するとしたらどの職種、業種で探していくのかなどを決定していきましょう。

あなたが応募したいと思える会社が少ない場合は、希望する職種の幅を少しずつ広げてみましょう。

その職種に関連する職種を見ていけば、意外といい会社があるかもしれません。

それがあなたの一つの転機になることもあります。

頭の中であれこれ考え悩んでいるだけでは何も変わりません。

まずは転職サイトに登録し情報を集めるという行動を起こしましょう。

☆転職サイトに未登録の方は、業界大手・手厚いサポートの【DODA】(PR)は登録必須です

☆通勤時間を短くしたい方は【はたらいく】(PR)に登録しましょう

☆それぞれ掲載されている求人は異なるため、転職サイトには複数登録することをおすすめします

 

最後に、口コミサイトの活用をしましょう

転職先についての口コミサイトも積極的に活用していきましょう。

転職会議】(PR)などの口コミサイトを見てみますと、いくつかの視点でその会社の口コミが書かれています。

その会社の総合評価から始まって、仕事のやりがい、面白み、年収、評価制度、ワークライフバランス、入社理由、入社後に感じたギャップ、退職理由、退職検討理由などです。

あなたの応募先企業の口コミを見て、特に「ワークライフバランス」、「入社理由、入社後に感じたギャップ」、「退職理由、退職検討理由」の個所をしっかり確認してみましょう。

もちろん全ての書き込みを鵜呑みにすることはできませんが、何人かの人が同じことを書き込んでいることに関しては信憑性が高いと判断できるでしょう。

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☆年収、残業時間、有給消化率なども知ることができます

☆国内最大級32万件以上の求人情報が掲載されています

 

転職会議の上手な使い方

転職会議の口コミは、会員登録をしないと閲覧することができません。

登録手続きが完了すると口コミが見られるようになりますが、48時間という利用時間の制限があります。

全ての口コミを見るためには「口コミパス購入」「口コミ投稿」の2つがありますが、どちらも39日間という制限があります。

そのためには、転職サイトで求人情報を収集して、応募する会社を絞り込んでから、【転職会議】(PR)に登録するのがポイントとなります。

その後、あなたが一番知りたい項目を確認していくことになります。

「退職理由、退職検討理由」欄を特に重点的にチェックしてみてください。

今までその会社を辞めた人の退職理由が書かれています。

人間関係が一番多いと思いますが、過重労働についてもチェックしてみましょう。

 

転職会議は、求人情報もあります

転職会議は、【DODA】(PR)、【パソナキャリア】(PR)などの大手転職サイトと求人を提携しており、20万件以上の求人情報をホームページに掲載しています。

ですので、他の転職サイトで情報収集した後に、転職会議でも求人情報を収集してみましょう。

今までに気が付かなかった優良会社の求人情報が見つかる可能性があります。

転職会議の投稿ガイドライン

転職会議は、2021年に「投稿ガイドライン」を改定し、口コミの審査基準について見直しを行ったと発表しました。

毎日の投稿内容を、この投稿ガイドラインに照らして確認してからホームページにアップしているようです。

掲載率は、令和4年7月31日時点で確認したところ、88%となっており、約12%が非掲載となっています。

この内訳は、ホームページで確認すると「閲覧者が不快に思う投稿」が一番多く78%を占めています。

企業の評価点数の算出方法については、非公開となっていますが、多くのユーザーの声を平等に反映することを方針とすると公表しています。

口コミ投稿ガイドラインによれば、「より楽しく、より自分らしく働きたいと願う人々のために、ぜひ、実体験に基づく率直な声を、客観的な視点からお寄せください」となっています。

転職会議も少しずつ改善をしていこうとしていますので、投稿されている口コミを利用して、応募する会社を判断していきましょう。

まずは転職サイトで求人情報を集めてから転職会議に登録をしてくださいね。

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト(PR)

最終的には、実際に応募して、面接に行った際に会社の雰囲気を見てみましょう。

また内定が出たら職場見学を願い出て、働いている社員の様子などを観察して確認してみてください。

それが一番確かな方法だと思います。

以下に職場見学のこつを書いておきます。

 

職場見学のこつ

職場見学を許可された場合、実際に職場に出向いて環境や雰囲気を自分の目で確認できる絶好のチャンスとなります。

転職先の会社で内定が出ましたら、ぜひ職場見学をお願いしてください。

人事担当の方が対応してくれることが多いですが、あなたが入社後に配属される予定の職場の直属の上司と面談する時間が設けられることもあります。

短時間ではあると思いますが直接話してみて、上司となる人が信用できそうかどうか、あなたなりに判断してみてください。

大企業であれば人事異動も頻繁におこなわれますので、しばらくの間はその方が上司となり、3年ほどで替わっていくと思います。

また、職場で働く社員の方々はどのような様子で仕事に取り組んでいるでしょうか。

あなたが今までいた会社の職場と比べてみてください。

明るい雰囲気を感じることができれば、内定を承諾してもいいと思います。

元気に明るく挨拶を返してくれるのか、それとも顔色も悪く疲れ切った様子なのか、チェックしてみましょう。

あまりに疲れ切った様子の方が多いようでしたら、ブラック企業である可能性があると思います。

そのような会社であれば、内定は辞退した方がよさそうです。

一度入社してしまうと、ブラック企業を辞めるには相当な労力が必要です。

また、職場見学の際には社員同士の様々なやり取りに聞き耳を立ててみてください。

社員同士で声を掛け合って仕事を進めているのか、それともピリピリとした空気で誰も言葉を発さないのかで、実際にその職場で働くときのストレスは大きく変わってくると思います。

また、部下を邪険に扱う上司はいませんでしたか?

同僚から話しかけられたのに無視するような社員はいませんでしたか?

職場の雰囲気は、そこで働く人々のやり取りから感じ取ることができます。

ですので職場見学はとても大事なことだと思っています。

あなたが次に働く環境が、あなたにとって気持ちよく仕事に打ち込むことのできるものであることを願っています。

 

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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2023.02.04

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