膠原病の障害年金申請
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2025.11.01
膠原病の障害年金申請について
膠原病は、一つの病気ではなく、いくつかの病気の集合体です。
膠原病は、免疫の異常によって、関節や筋肉、皮膚、血管などの結合組織(細胞と細胞をつなぐ組織)に発症を起こし、全身が障害される疾患の総称です。
膠原病に含まれる多くの病気は、2015年度から難病法により指定難病として、医療費を軽減するために医療費の援助が受けられるようになりました。

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膠原病の種類はいくつかあります
それぞれ症状が違うので、どのょうに申請すればいいか解説をしていきます。
1 関節リウマチ
2 リウマチ性多発筋痛症(PMR)
3 脊椎関節炎
4 結晶誘発性関節炎
5 全身性エリテマトーデス
6 シェーグレン症候群
7 血管炎
8 全身性強皮症(SSc)
全身性強皮症は、コラーゲンの異常な増殖によって、皮膚や内臓に硬化があらわれます。
強皮症は、皮膚が硬くなる膠原病です。
皮膚だけではなく、肺や腸、心臓、腎臓などの内臓も同じように病変がみられます。
全身性強皮症 追加
肺の場合は、間質性肺炎や肺高血圧症になることがあります。
腸の場合は、胃食道逆流症や食道蠕動障害、食道狭窄などがあります。
心臓の場合は、心筋症などがあります。
腎臓の場合は、強皮症腎クリーゼなどがあります。
全身性強皮症は、全身(内臓も含めて)が正常でない状態になるので、診断書の⑱日常生活における動作の障害の程度、㉑現症時の日常生活活動能力及び労働能力、並びに㉒予後についてが障害年金の等級判定に影響をしてきます。
内臓の各臓器に重い症状が現れていれば、別の診断書を主治医又は総合病院であれば、他の科のドクターに証明をもらって、診断書を複数提出することも一つの方法だと思います。
併合認定される可能性があります。
9 炎症性筋疾患
10 成人スティル病
11 骨粗鬆症
12 IgG4関連疾患
13 その他
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