通勤災害(労災保険)Q&A 労災保険の対象になるか

交通事故の通勤災害の労災申請で疑問に思ったことの解説をします

文責 社会保険労務士 松井 宝史 2020.06.12

良くいただく質問

通勤災害(労災保険)Q&Aを解説させていただきます。

皆さまの事故の解決のお役に立てばと思います。

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目次(労災保険になるか)

通勤災害の労災保険への手続きを会社が認めてくれない時は?

仕事帰りに居酒屋へ行く途中の災害

通勤途中のバイクでの自損事故です。労災保険は使えますか?

仕事が終わって会社を出るのが遅くなった時

通勤途中でスーパー買い物をして帰る途中で交通事故に遭いました。労災保険が使えますか?

Q:相談事例1:通勤災害の労災保険への手続きを会社が認めてくれない時は?

回答です:まず、今回の通勤災害が労災保険の適用が受けられるかを確認する必要があります。

 

通勤途中で逸脱や中断が無かったか、合理的な経路及び方法であったかなどを確認することになります。

労災保険が適用される通勤災害であれば、会社の総務担当者等に申請したい旨を伝えてください。

会社が労災保険の申請をしてくれない場合は、最寄りの労働監督基準署の労災課にお問合せしてください。

愛知労務でもお問合せに応じています。

会社が申請をしてくれない場合は、絶対に諦めないでください。

 

会社の総務担当者等が労災保険の申請方法が分からない場合もあります。

 

そのような時はぜひ愛知労務までお気軽にお問い合わせください。

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Q:相談事例2:仕事が終わった後、同僚と一緒に居酒屋へ向かう途中、交通事故に遭いました。居酒屋は、いつも利用している駅より少し超えた所にあるのですが、事故に遭ったのはいつも利用している駅の少し手前です。

回答です:通勤災害が労災の適用を受けられるのは、移動の目的、経路、方法の要件を満たす必要があります。

今回の事故の場合、「住居と就業場所との間の往復」として認定されるかが問題となります。
おケガをされた方の行く先が、住居ではなく居酒屋であったとしても、事故に遭ったその場所が通勤経路上にある場合は、通勤経路からそれていないため「逸脱」にはあたりません。 よって、今回の事故の場合は、通勤行為中であるとみなされ、労災保険の適用対象となります。

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Q:相談事例3:先日、バイクで通勤している時、自損事故で左足首の骨折をしてしまいました。会社からは、バイクに付いている任意保険があるならば、それを使って下さい。と言われました。労災保険は使えますか?

回答です:原則は、労災保険を使っていくことになります。病院の治療費などは、療養給付たる療養の給付請求書(様式第16号の3)を記入し、会社の印鑑をもらって病院に出すことになります。

会社をお休みする場合は、休業給付支給申請書・休業特別支給金申請書(様式第16号の6)を記入し、平均賃金算定内訳なども記入し、会社の印鑑、病院の証明をもらって労働基準監督署に出すことになります。
人身傷害補償特約に加入ならば、保険会社に休業損害を先に請求し、後で労災保険の休業特別支給金を請求する方法も使えます。
後遺症が残った場合は、労災保険の障害給付の申請をすることになります。 また併せて、人身傷害補償についても後遺症の申請をすることになります。後遺障害が認定されますと、逸失利益や後遺障害慰謝料などが給付されます。

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Q:相談事例4:業務終了後、会社でサークル活動をしていました。1時間30分後に会社を出て、途中で交通事故に遭ってしまいました。通勤災害と認められるでしょうか?

回答です:業務終了後、直ちに住居に向かう場合の事故は通勤災害と認められますが、業務終了後、長い時間会社に滞在していた後の、通勤途中の事故は通勤災害と認められない場合があります。

今までの認定事例から判断すると、1時間30分ぐらいなら「業務を終えて」の帰宅と判断されそうです。

通勤災害の場合「就業との関連性」が前提となりますので、就業との関連性を失わせるほどの長時間であるかが判断ポイントになります。 2時間程度は就業との関連性を失わせるほどの長時間ではないという判断事例があります。

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Q:相談事例5:通勤途中でスーパー買い物をして帰る途中で交通事故に遭いました。労災保険が使えますか?

回答です:労災保険において、通勤経路を単に往復するのではなく、途中で経路を逸脱したり中断した場合には、逸脱・中断の間とそれ以降の移動は、「通勤」に該当しないと定めています。

労働者が、出勤時または退勤時に、通勤経路を逸れまたは通勤を中断して他のことを行う場合、逸脱・中断中はもちろん、その後元の経路に復した後の移動も、原則として通勤とは扱われません。

ただし、当該逸脱又は中断が、日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合は、当該逸脱又は中断の間を除き、この限りでない、として例外を設けています。

すなわち、夕食の買い物等をスーパーなどで最小限度の時間・距離で行う場合には、逸脱・中断の間は通勤として取り扱わないものの、元の経路に復した後は再び通勤として取り扱われるという例外です。

今回の事故は、労災保険が適用される可能性が高いです。

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通勤災害のご相談は愛知労務まで

また、労災保険の申請並びに社会保険の障害厚生年金または障害基礎年金の申請も出来ますので、お問い合わせをお待ちしています。

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